社内恋愛で結婚するメリットやデメリットを解説。実際に、社内恋愛でゴールインしたカップルの成功談・失敗談もご紹介します。
結婚相手を見つける場として、最も身近で手っ取り早いのが職場。結婚情報誌の調査によると結婚相手とのなれそめは「社内恋愛」がNO.1となっています。家族よりも長い時間を一緒に過ごすため、同僚や上司に恋をした経験を持つ女性も多いのではないでしょうか?
でも、社内恋愛は職場という環境上、別れた後に気まずくなったり、どちらかが会社を辞める、または部署移動となったりするリスクもあります。社内恋愛はメリット・デメリットをふまえた上で、上手く付き合っていくことが大切です。
仕事に向き合う姿勢は、その人の素が最も出るところ。仕事に対して真面目な人なのかどうかも分かりますし、同じ会社を志望したという時点で価値観が似ているとも言えます。
仕事で忙しい男性は音信不通になりがち。「急に接待に呼ばれちゃって」と後で言われてもちょっぴり勘ぐってしまいますよね。その点、同じ職場なら相手の行動もある程度は把握できるので安心できます。
仕事ぶりを見れば将来出世が期待できるかどうかもジャッジできます。出世の可能性が高い相手なら安心して結婚できますね。
同じ職場に恋人がいると「彼に頑張っている姿を見てもらわなきゃ」と、仕事へのやる気アップに繋がります。仕事へのモチベーションが下がりがちな週明けも「頑張ろう」と前向きになれますし、仕事を頑張る=自分自身のスキルアップにも繋がるはずです。
最近増えているのが社内恋愛を推奨する会社。職場同士で結婚をした人に「職場結婚手当」を支給する会社もあります。お互い会社に貢献している存在であれば、結婚後も仕事と家庭が両立できるように便宜を図ってもらえる可能性が高いです。
社内恋愛禁止の会社ならバレた瞬間に、どちらかが他部署へ異動、もしくは辞めさせられるケースも少なくありません。また、社内恋愛OKの会社であっても仕事で失敗した時に「仕事に気持ちが向かっていないからミスをするのよ」と言われたり、仕事がうまくいっていても「さすが、恋愛がうまくいってる人は違うなぁ」とチクリとイヤミを言われてしまうことも…。
彼の行動が目に入る環境だと、ほかの女性とのやり取りがついつい気になってしまうもの。「今日、経理の人と楽しそうに話してたね。この前も話していたけど仲いいの?」など、探りを入れてしまいがち。彼の行動が気になるのも分かりますが、あまり詮索し過ぎると彼の気持ちが冷めてしまうかもしれません。
デート代程度
実際に、社内恋愛で結婚した女性たちはどんな経験をしてきたのでしょうか?成功例・失敗例を見ていきましょう。
<成功例>
・同じ職場だったので連絡が取りやすく、デートの予定も決まりやすかったです。同性の友達のなかには付き合い始めてから「こんな人だと思わなかった」と後悔してすぐ別れるような子も多いんですが、私の場合はギャップが無かったので長続きしました。
・付き合っている時は周りに黙っていたのですが、何となく雰囲気でバレていたみたいです。でも、私の会社は社内恋愛に寛大だったこともあり「本気なんだったらしっかり責任取れ」と彼の方にプレッシャーがかかり、付き合って1年で結婚に至りました。
・私は総務だったので彼の収入も全て把握。ちょっと打算的ですが「この年でこの収入なら、○○○○千万円くらいのローンが組めるな…。」と密かにライフプランを練っていました。収入を把握できていたので安心して結婚できましたよ。
<失敗例>
・私が好きになったのは妻子がいる上司。不倫の関係でした。社内なので予定を合わせるのが楽でしたし、メモでやり取りすればメールのように記録が残る心配もないという安心感がありました。でも、結局会社の上司にバレてしまい私は退職、彼も地方に飛ばされてしまいました。本気で奥さんと別れて結婚して欲しいと思っていましたが、やはり不倫の行く末はハッピーエンドとはなかなかいかないものですね。
・つい気がゆるんでしまい、社内のSNSで彼にメッセージを送信したら、個人宛ではなく全社宛になっていて、そこで私たちの関係がバレてしまいました。上司にはこっぴどく叱られるし先輩には嫌みを言われるわで散々でした。仕事中のやり取りは厳禁ですね!