本ページでは、既婚男性が結婚前に抱いていた妻の条件に関して、結婚後どのように感じたか、考え方がどう変化したかといった回答について考察していきたいと思います。
結婚にあたり、相手に求める妻の条件というのは、実にさまざまでしょう。それこそ100人いれば100通りの考えがあるはずです。また、20代の若い世代ほど「妥協してまで結婚するくらいなら独身のままでいい」という考えも多くなるようです。
一方、既婚男性への調査によると、結婚前は絶対と考えていた条件が、実際結婚してみたら、そんなに気にならなかったという条件も多いようです。実際の回答をいくつかみてみましょう。
あまりにも酷い味でない限りは、毎日の食事は奇をてらうことなく、オーソドックスに出してくれることが大事。一流料理人レベルの腕前は、あれば理想だが、家庭の味にそこまでの必要はない。
ブランドものに家計を注ぎ込まれることを考えれば、リーズナブルな価格の服を上手に着こなしてくれるセンスの方が大事。
どんなに美人でスタイルが良かったとしても、年齢を重ねれば変わってくるもの。それよりも年相応の女性らしさや、かいがいしさを忘れない気持ちの方が大切。
共働きに徹して子どもは作らないという場合はまた違うでしょうが、子どもが生まれたら、家事や育児をキチンとやってくれることのほうが、よっぽど大事です。
結婚前は漠然と『育ちの良さ』『いいところのお嬢さん』というのを理想に考えていましたが、実際には『育った環境や価値観が近い』ことの方が、一緒に暮らすのに上手くいくと実感しました。
いかがでしょうか?もちろんこうした考え方には個人差があり、決して万人に共通することではありませんが、実際に結婚してみたら、気にする程のことではなかったというケースが多いのが実情のようです。もちろん誰しも「これだけは譲れない」という一線はあるでしょうが、そこにどう歩み寄っていくかという作業も、結婚には不可欠です。
実に8割近くが、結婚に関しては「なんらかの妥協が必要」と考えているとの調査結果も。また「どんなに好きになった相手でも、100%自分の理想通りということは、そもそも有り得ない」という意見も出ています。冒頭で紹介した「妥協する位なら結婚しないほうがいい」という考えは、結婚したくない、できないことの言い訳と考えた方が良さそうです。